その腰痛は何処からの物?

おはようございます。

今日の三ノ宮は曇り空となっていますが暖かく過ごしやすい陽気となっています。

このまま暖かな日が続くと桜もそろそろ満開になる日も近いですね。

この春先は新しい職場や進学等で新生活が始まる人も多いのではないでしょうか?

職場の環境とか生活環境が変わるとその環境に順応して生活をおくります。

例えば寒い冬でも暑い夏でも身体の中の体温は基本的に35度~36度前後の範囲内で保つことができますね。これは身体が無意識に毛穴をしめたり、血管を収縮させたり筋肉を使って震えをおこし熱を作ったりして体温を一定に保ちます。これも環境に対して身体が反応し順応した結果です。

もう少し見ていくと、新しい職場の上司が鬼の上司だったとします。

最初は怖いので身体が無意識に反応して肩や腰に必要以上な力みを作ったり腰を引いて接したりという反応がでます。この身体の力みも気温の変化の時と同じで身体が無意識に環境に対して自分を保とうとする一種の反応です。しばらくしてその上司を理解する様になってくると怖さも薄くなり肩や腰が必要以上に力むことも無くなってきます。これも順応です。

 

しかしこの環境に対して身体が必要以上に反応してしまうと腰痛や慢性の肩こり、またこの季節特有の厄介な花粉症もそうですが痛みや、かゆみ等の症状に繋がります。

花粉症も免疫系が過剰に反応した結果、鼻水、くしゃみ、涙等の体液を使って身体から花粉を外に出そうとします。

この体の無意識の反応は生きていく上で絶対に必要なものですが時に痛みの原因や厄介なものとなります。

何が原因でその環境に対して過剰になってしまっているのか?それが首の状態が悪くてそうなっているのか?お腹の状態が悪く食の栄養がうまく吸収されないのか?頭蓋骨の骨が影響してそうなっているのか?

それを施術を通し、患者さんの今の状態を認識し改善する方向へ、治癒する方向へと導いていくのが徒手医学の道にいる私たちの役目です。

その患者さんの痛みが何故表面化しているのか?

考えるでなく観ただけでそれを認識していかなければなりません。

それには日々の積み重ねが重要となってきます。

考えることは必要ですが施術中に思考を働かせすぎると時に症状を複雑にしてしまうことがあるので気を付けなければいけません。

 

先日も腰痛に悩む患者さんで何をしても治らないといった訴えで初めて来院されました。その患者さんを診ていくと眼のピントがうまく合っておらず、眼球運動のテストでエラーがでます。4月から新しい職場になり眼を沢山使う様になったそうで。

右の後半器官が興奮している様子で頭位も右後方斜めに傾いています。

眼球も右下の方向等制限が出ていてその眼の影響が腰部に出ていました。

一回目の施術で腰が楽になったようですがそれが持続するのかどうか?次の来院まで少し気になります。

腰痛一つにしても何が原因でそうなっているのか?

この季節の変わり目は身体に変化が出やすいので自分で対処できない身体の不具合は早めに専門医に受診することをおすすめします。

 

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